妊娠している女性に、積極的な葉酸摂取が呼びかけられていますが、なぜ葉酸が必要なのかあなたはご存知でしょうか。

妊娠＝葉酸 このように考えている方も少なくないと思いますが、なぜ妊娠中は葉酸が必要なのか。 そして、妊娠中に積極的に摂取したい栄養素についてお話したいと思います。

妊娠中に葉酸が必要な理由とは

妊娠している女性に積極的な葉酸の摂取を厚生労働省が呼びかけているのにはきちんとした理由があります。

それは、妊娠初期の胎児の細胞分裂を手助けして、発育異常などを防ぐ効果があるからです。

受精卵が子宮に着床して無事に妊娠すると、ものすごいスピードで細胞分裂を何度も繰り返していきます。 この時に、水溶性ビタミンB郡である葉酸は、新しい細胞を作り出すお手伝いをしてくれる役目をしてくれるので、積極的な摂取が、先天性の疾患を防ぐ効果も あると言われています。

葉酸はどんな風に摂取すればよいの？

葉酸を多く含んでいる食材は下記になります。

• ほうれん草
• ブロッコリー
• 枝豆
• アスパラ
• いちご
• おくら
• 春菊
• アボカド

このような食材を積極的に摂取すると葉酸の摂取ができますが、妊娠中の女性に必要な葉酸摂取は1日で400ugと言われているので、食品だけではまかなえきれないのも実情です。

そのため、葉酸を効率よく摂取できるサプリメントも人気を集めています。

葉酸サプリメントを購入するときの注意点

葉酸サプリメントは様々なメーカーから発売されていますよね。

葉酸だけのサプリメントもあれば、葉酸以外にビタミンなどが配合されているサプリメントもあり、非常に幅広いラインナップがあります。

ここで注意していただきたいのは、葉酸が天然であるか・人工であるかという点です。 海外では、天然葉酸と人工葉酸の表記を変えるなどして、消費者にわかりやすい工夫が施されています。

葉酸を摂取する場合は、食品などから加工されている天然の葉酸をきちんと選ぶようにしましょう。

妊娠中に積極的に摂取したい栄養素とは

妊娠中は葉酸だけではなく、バランスの良い栄養摂取が望ましいですが、なかでも積極的に摂取して欲しいのが、青魚に含まれているDHA・EPAです。

これらの成分は、青魚の油に多く含まれており、胎児の発育に良い成分として幅広く知られています。 早産のリスクを低くするというメリットもあるので、妊娠中の女性は意識して青魚を食べるようにすると良いですね。

青魚が苦手な方は、サプリメントも発売されているので検討されてみてくださいね！