妊娠中の立ちくらみや吐き気は?

妊娠中に今まで体験したのないような体の不調に悩まされるというケースも少なくないですよね。 立ちくらみ 吐き気 めまい このように、様々な症状が突然現れて不安になる妊婦さんも多いのではないでしょうか。 では、どうして上記のような症状は出てしまうのか見ていきましょう。

妊娠中に多い立ちくらみ

立ちくらみのある女性体を動かそうと思った瞬間に目の前がぐら~っとして「立ちくらみだ」と自覚することがありますよね。 これは、通常の成人女性にもよく起きることですが、妊娠中の女性が頻繁に発症する場合は、「貧血」の可能性があります。 妊娠中というのは、鉄分が通常時よりも減少します。 さらに、お腹の胎児に血液が集中してしまい、妊婦さんの脳に血液が十分に行き渡らないという状態も少なくありません。 このような立ちくらみが頻繁に起こる場合は、鉄分や葉酸の摂取を心がけるようにしてください。 また、夏場の炎天下など、室内と外での寒暖差が激しい時も立ちくらみは起こりやすくなりますので、水分をこまめに補給するなどの最善の注意をして行動するようにしてくださいね。






妊娠中に乱れやすい自律神経

私たちの脳内には自律神経と呼ばれている部分があります。 自律神経が何らかの原因で乱れ始めると、体にあらゆる不調をきたしたり、精神的に追い詰められてしまうケースも少なくありません。 めまいが頻繁に起こる 急な動悸が止まらない 異常な発汗がある このような症状にお悩みの場合は、自律神経失調症が疑われますので、一人での外出は避けて、担当医師や神経内科などの専門医に相談するようにしましょう。

妊娠中の吐き気

吐き気のある女性妊娠初期の吐き気の場合は、まず最初に疑うのが悪阻です。 悪阻は、妊娠初期~安定期にかけて多くの人が悩まされている症状で、ひどい人は脱水を起こさないように入院して点滴をうけないといけないケースもあります。 悪阻の原因というのは曖昧なため、今現在特効薬というのはありません。 また、安定期以降や妊娠後期になってからの吐き気がひどい場合は、ホルモンバランスの変化により自律神経が乱れていたり、お腹が大きくなることで胃が圧迫されているというケースも少なくありません。 そして怖いのが妊娠中毒症です。 妊娠中毒症になると、吐き気が頻繁に行ったりすることもあります。 妊娠後期の10人に1人の割合で、妊娠中毒症を発症し、定期的な検診で判明するケースも多いでしょう。 日頃から血圧が高かったり、むくみが起こりやすい方や、尿蛋白が頻繁に出ているというケースは妊娠中毒症に気をつけて妊娠生活を送る必要性があります。 妊娠中毒症は、母体はもちろん赤ちゃんにも悪影響を及ぼすので、お医者さんのアドバイスをしっかりと聞き入れて、日頃から予防を心がけるようにしましょう。

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